達徳会館(たっとくかいかん)

茶室 花橘庵(かきつあん)

目的

達徳会は会員の互助親睦を図ると共に、兵庫県立豊岡高等学校の教育の助成振興に関する事業をおこない、高等学校の発展に寄与することを目的とする。

  1. 会員の親睦、互助、慶弔 
  2. 会報、会員の名簿の発行 
  3. 講習会、講演会、展覧会等開催 
  4. 母校の生徒に対する奨学金の給付等経済的支援
  5. 母校に対する諸種の教育上の援助 
  6. 同窓会館及び茶室の管理運営
  7. その他この法人の目的を達成するために必要な事業

あゆみと事業紹介

明治31年に在校生を主体とした組織「達徳会」が作られ、昭和9年に社団法人として「達徳会」が認可され現在の「達徳会」の基盤となる組織が成立した。そして平成20年内閣府の公益法人制度改革により平成24年7月2日に「一般社団法人達徳会」へ移行し現在の「達徳会」が成立した。
現在会員総数は約38,000人に達し、東京・大阪・神戸・京都・播州で支部を設立しそれぞれの活動も行っている。

総会は年1回開催され議決会員(各期数名)が集まって議事を行う。
育英会事業の推進として「達徳会育英会」を発足、学業スポーツに熱心な生徒を対象に毎年奨学金、奨励金の給付を行っている。達徳会の活動経費は入会金、活動協力金、寄附金によって賄われている。

親睦事業
  • 会報「達徳」の発行・達徳会館、花橘庵の維持管理・会員名簿の発行・議決会員総会開催
  • 懇親総会開催・支部総会開催・達徳会会長杯ゴルフ開催
母校支援事業
  • 卒業生への祝(卒業証書ファイル)・豊高賞の授与(盾・メダル)・クラブ活動等への支援、援助
  • 育英会スポーツ奨励金の交付

達徳会館(たっとくかいかん)

1896年(明治29年)建立
1936年( 昭和11年)より同窓会が譲り受け現在に至る。
達徳会館は現存する明治期の数少ない擬洋風官公庁建築であり、平成20年3月21日兵庫県指定重要有形文化財に指定された。
平成27年1月、老朽化による改修工事を兵庫県・豊岡市の支援により着工し平成28年3月に完成した。
兵庫県立豊岡高等学校のシンボルとして、また後世に遺すべき貴重な文化財として維持管理している。

茶室 花橘庵(かきつあん)

創立70周年事業の一つとして建立1966年(昭和41年9月)に完成。
豊高生の茶室兼礼作法室として活用されている。